抗ウイルス性能試験報告(ヒカリアクターV4)

 今までにも光触媒による抗ウイルス試験結果を報告してきました。今回新たにヒカリアクターV4で抗ウイルス性能でPIAJマークを取得するための予備試験を行いましたのでその結果を速報します。PIAJマークの抗ウイルス試験では試験時間が4時間となっており、より高い効果を求められています。今回の試験ではヒカリアクターV4をガラスに塗付し、0.1mWの紫外線照射条件でバクテイオファージを使った抗ウイルス試験を実施しました。光照射条件では感染価が1となっていますが、これは検出限界以下ということです。4時間で高い抗ウイルス効果が得られていることがわかります。

 この後、PIAJマーク取得のための本試験を実施します。また他のヒカリアクターシリーズでも抗ウイルス試験を行う予定です。結果が得られ次第順次報告致します。

                     【室伏】

 過去の抗ウイルス試験結果や光触媒によるウイルス抑制効果についての記事を「光触媒最新情報」に掲載しています。ご興味のある方はそちらもご覧ください。
  ⇒光触媒はウイルスの働きを抑制(不活化)します
  ⇒光触媒による抗ウイルスのメカニズム(光触媒工業会HP)

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