光触媒による新型コロナウイルスの不活化

新型コロナウイルスを使って光触媒によるウイルス不活化効果を確認した試験結果が2件発表されています。
一つは東京工業大学と奈良県立医科大学、神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)による「可視光応答型光触媒による新型コロナウイルス不活化を確認」というものです。
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もう一つは日本経済新聞が報じた「カルテックの光触媒、実験で新型コロナを不活化」という記事です。
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東工大などによる試験は銅を担持した可視光応答型光触媒の抗ウイルス効果を新型コロナウイルスで調べたもので、可視光照射により抗ウイルス効果が向上したという結果になっています。
また日本経済新聞の記事では、カルテックという家電ベンチャー企業の光触媒空気清浄機を使い、日本大学や理化学研究所と共同で試験を行ったものです。空気清浄機に使っている光触媒を試験片とした試験と空気清浄機を運転したときの試験を行っています。
カタライズでの実験ではありませんが、「光触媒」というものが新型コロナウイルス不活化に効果があることを示すものとして紹介しました。どちらの試験も大学の医学部が協力しており、新型コロナウイルスを使った試験を検査機関に依頼できる状況にはありません。カタライズとしても今後の取り組みとして検討して行きます。


10月17日放送のワールドビジネスサテライト

               【室伏】

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